暑い夏のディズニーランドで絶対に乗りたいアトラクションといえば、
”スプラッシュ・マウンテン”ではないでしょうか?
冬はそんなに濡れないけれども、夏は豪快に水しぶきを上げて滝つぼに向かって落ちていくのはスリリングで爽快です。
実は、スプラッシュ・マウンテンはアトラクションに乗るまでのQラインで繰り広げられるストーリーを知っていると、より楽しめるアトラクションになっています。
知っておくだけで、今まで以上にスプラッシュ・マウンテンが楽しめる知識をまとめてみました。
Contents
スプラッシュ・マウンテンの概要
スプラッシュ・マウンテンは東京ディズニーランドにある3大マウンテンの中で一番新しく、1992年からある人気アトラクションです。
私が小学生のときにできたアトラクションで、思い出も沢山あります。
よく覚えているのですが、最初に乗ったのは運動会の振り替え休日でディズニーランドに行った時でした。
この時に初めて乗った記憶は今も鮮明です。
丸太のボートに乗って、滝つぼへ落ちる疾走感と、水しぶきを浴びることができるという爽快感が魅力のスプラッシュ・マウンテンは、今でも東京ディズニーランドで1、2を争う人気アトラクションです。
場所 :クリッターカントリー
形式 :ライドタイプ(一部屋外)
所要時間 :約10分
定員 :8名
車いす :NG
身長制限 :90cm~
乗車中の撮影 :NG
ファストパス:あり
ファストパス発券機数:
シングルライダー:あり
スプラッシュ・マウンテンはどこにある?
スプラッシュ・マウンテンはクリッターカントリーにあります。
乗り場の最後尾は、クリッターカントリーの中央あたりにあるので、ひたすら奥へ奥へ進んでいってしまうといつの間にか通り過ぎて行ってしまうこともあるようです。
迷いたくなければ、道の左側を歩いていくといいと思います。
スプラッシュ・マウンテンの待ち時間はどのくらい?
平日 | 土日祝日 | |
日中 | 70~80分 | 90~120分 |
夜 | 20~30分 | 40~50分 |
スプラッシュ・マウンテンは想像しているよりも濡れるアトラクションなので、「濡れたくないような寒い日」と「濡れたくなる暑い日」で混雑具合が大幅に変化します。
そのため、かなり天候に左右されやすいアトラクションです。
パークの入り口から遠い位置にあるにもかかわらず、常に混雑している大人気アトラクションですね。
閑散期の平日夜なんかは、10~20分で乗れることが多いので、あえて夜を選んで乗るのもおススメです。
ただ、冬の夜なのでかなり寒いです。
それでも、Qラインの大半が屋内なので、ある程度列を進んでしまえば寒さはほとんどないはずです。
スプラッシュ・マウンテンでファストパスがなくなる時間帯
スプラッシュ・マウンテンはファストパスの対象アトラクションなので、ファストパスは取っておいて間違いありません。
平日であれば、15時くらいまでファストパスが残っていることが多いです。
土日祝日では11時くらいまで残っていることが多いですが、混雑具合によっては10時ごろにはなくなってしまうことも……。
どうしてもスプラッシュ・マウンテンに乗りたいときは、朝一番にファストパスを取りに行ってそのまま一回目乗っちゃいましょう!
スプラッシュ・マウンテンのファストパス発券所はどこ?
スプラッシュ・マウンテンのファストパス発券所は、クリッターカントリーエリアに入って右側の道沿いにあります。
アトラクションの看板よりも手前に設置されているので気づかずに通り過ぎないように注意です!
スプラッシュ・マウンテンのバック・グラウンド・ストーリー
スプラッシュ・マウンテンは1946年公開の映画「南部の唄」をもとに作られたアトラクションです。
ですが、南部の唄は、全米黒人地位向上協会が本作品の黒人描写に対して抗議したため、2009年までDVD化されませんでした。
日本ではいまだにVHSとLDでしか初内されていないので気軽に見ることができないという不遇の作品となっています。
様々な悩みを抱えているブレア・ラビット(うさぎどん)は「笑いの国」という場所があることを聞き、早速荷物をまとめ「笑いの国」を目指して旅に出かけた。
しかし、そのブレア・ラビットを狙うブレア・ベア(くまどん)とブレア・フォックス(きつねどん)があとを追う。
2匹は、キレ者のブレア・ラビットに手を焼きつつも、遂に捕まえることに成功する。
2匹はブレア・ラビットを早速食べるつもりだったが、ブレア・ラビットに「いばらの茂みにだけは絶対に投げ込まないでくれ」と懇願されると、いじわるな笑みを浮かべて茂みへと投げ込む。
しかしブレア・ラビットが投げ込まれた、いばらの茂みの中は自分が住んでいる国。2匹をうまく騙し、無事家に帰ることができたブレア・ラビットは、自分の住んでいるいばらの茂みこそが「笑いの国」だと知る。
出典:Wikipedia
南部の唄のストーリーとは別に、スプラッシュ・マウンテンは、その昔地酒の密造をしていたアライグマのラケッティが、うっかり蒸留器を爆発させてしまい、ビーバーブラザーズが作ったダムが決壊、水浸しになってしまいました。そのことから、クリッターカントリーにそびえる山を“水しぶきの山(スプラッシュ・マウンテン)”と呼ぶようになったというストーリーもあります。
ラケッティはスプラッシュ・マウンテンの出口にあるラケッティのラクーンサルーンで会うことができますよ。
スプラッシュ・マウンテンの注意事項
スプラッシュ・マウンテンは、その名の通り水に濡れるアトラクションです。
夏場の晴れている日は、濡れてもすぐに乾きますが、冬場だったり、天気が悪い日は、かなりの時間濡れたままパークを過ごすことになってしまいます。
群れたままの服で過ごすのはかなり不快なのでどうしても濡れたくないときは合羽着用がおすすめです。
アトラクションの禁止事項としては、スプラッシュ・マウンテンでは乗車中の動画や写真などすべての撮影が禁止されています。
もしカメラを落としてしまったら、ボートの外は水ですので、壊れてしまう可能性がとても高いです。
スプラッシュ・マウンテンで写真を撮られるポイントは?
スプラッシュ・マウンテンは、約10分の乗船中に合計で四回落ちます。
落ちる場所はストーリーに沿って場面が切り替わるのポイントになるので、しっかりアトラクションを楽しんでいればわかりやすいです。
1回目は、アトラクションが始まって、うさぎどんの世界に入る前に一回軽い落下。
2回目は、くまどんがドジをして、蜂の巣の罠に引っかかった後に、中くらいの落下。
3回目は、ミツバチがグルグル回っている直後に一回目と同じくらいの軽い落下です。
そして4回目に、うさぎどんがきつねどんたちに捕まりそうになった後に一番大きい落下&写真を撮られる場所がやってきます。
写真に撮られるとなるとカメラの場所が気になりますよね。
昼間に乗るとよくわかるのですが、ボートが落ち始めたあたりの右前にカメラがあります。
斜め右上を見ながら、できるだけ遠くに視線を送っているとカメラ目線に見えますよ!
アトラクションの最後に写真撮影
最後の落下時には自動的に取られる写真は、アトラクションの出口付近にあるスプラッシュダウン・フォトで購入することができます。
この写真を撮影しているのは、クリッターカントリーに住んでいる“シャッターバグ”というホタルです。
シャッターバグは、スプラッシュダウン・フォトの看板でカメラを構えていますよ。
撮影時に光るフラッシュは、シャッターバグが自分のおしりを光らせている光なんですよ。
まとめ
スプラッシュ・マウンテンのことを知っていると、待っている時間さえも楽しくなりますね。
細かいところまで、色々なストーリーが作りこまれているので、スタンバイで並んでも十分楽しめるアトラクションです。
並ぶのが屋内で空調が効いているため、雨や寒さ暑さをしのぎながら過ごしたい気候の時も快適に楽しむことができるアトラクションです。
雨の時間帯や暑い時間帯、寒い時間帯などを選んで過ごすと体力を夜まで温存できたりします。
スプラッシュ・マウンテン降りる頃には、きっとゲストみんなが「笑いの国」にたどり着いていると思います。
とびっきりの笑顔やポーズで、いい写真を撮りましょう!